不二サッシが思惑として面白そう、低位株としては大きな材料

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不二サッシ 不二サッシ
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不二サッシが動き出している。

【特色】アルミサッシ国内4位、ビル用中心。形材・部品の外販、ゴミ処理設備も。文化シヤッター傘下
【連結事業】建材73(5)、形材外販22(1)、環境4(4)、他2(2) <17・3>
【回復鈍い】柱の建材事業でビル向けが厳しい。アルミ地金の高騰も痛手。期末に利益集中するも補えず。19年3月期は大型案件が牽引。苦戦続いた住宅向けは、商品拡充で上向く。形材外販も好調。が、ビル向けで価格競争厳しい。営業益は回復鈍い。
【ベトナム】17年11月に販売会社が営業開始。他社に先駆けて販売網を構築。LED組み込んだサッシを商品化、引き合い活発。

これと言って、特別大きなことをしそうな会社ではない。

 

しかし
出た材料がこれ

不二サッシ<5940>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はきょう、同社子会社の不二ライトメタルが産業技術総合研究所との共同研究で、医療機器向けにマグネシウム合金部材の成形技術を開発したと発表。
これが材料視されているようだ。

正直、これだけでは、詳細がわからないが

 マグネシウムは人体に必須な元素で、人の体内で安定的に分解・吸収される特性を持つため、この技術を用いて医療機器部材の適用されることで、体内に埋め込んだ機器による炎症リスクなどを抑えた低侵襲性治療と、患者の生活の質の向上に大きく貢献することが期待されている。
なお、不二ライトメタルはこのほど、マグネシウム合金製医療機器部材の素材作製から加工までの一貫製造・供給を行うための研究設備を自社内に導入。
今後、部材の量産化を目指すとしている。

医療に詳しくない人でも、なんとなく大きな材料を感じるだろう。

なんといっても、
マグネシウム合金製医療機器部材の素材作製から加工までの一貫製造・供給を行うための研究設備を自社内に導入。今後、部材の量産化を目指すとしている。

ちょっとしたライセンス契約などのニュースとは比にならない。

右肩上がりは必至。
 

ということで

など、ツィッターでも、いろいろな話題が飛び交っている。

 

今回の場合、
今後、新しい市場に乗り込んでいくという思惑とそれに対する数字がさらなる思惑を孕み、そして、低位株であることから、マネーゲームとしては非常に扱われやすいというのが特徴。

さらに、28年に10億円目指すとの報道に対して・・・。

ずっと先のことじゃん~っということで、空売りの仕掛けが増えるとも考えられ

  • 買いが殺されれるか?
  • 売りが殺されるか?

需給があるだけに、大相場になっていくのは見えている。

不二サッシ チャート

チャート的には、出来高から考えて、2013年の9月につけた435円が直近の目標だろう。

ただ、ここでは別に買い煽りはしない。

不二サッシ 決算

決算の数字を見て、短期的に会社の業績が改善されるものではないし、4Qでまとめて数字を乗せてくる会社、1Qでは、営業益、経常益ともマイナスの数字が並んでくる。

とはいえ株価は、100円代中盤。
売り圧力を買いがそれを飲み込んでいけば、下手すると1か月で500円くらいいってしまうだけのギャンブル性もある。

今回の材料によって、中期的に業績改善が見えているだけに、
大口のやることは、即上げることではなく、さらに大きな相場を作るために、いったん買いを殺してくるかもしれない。

現に、
先週金曜は、大きく下げ買いを殺しにかかった。
今日は、一気に上げることなく、売りをこなしながら、買いの逃げを誘発するような動きであった。

14時あたりから一気に株価は上げ、最後また、売りを浴びせるあたり、大口の意図が読める。

 

今日の動きを見る限り、長期的には◎
短期でも、値幅を取りながら大きく上げていくように思う。

普通に考えれば140~180のレンジもありうるが、
低位株だけに下は100円切ることはなく、130円ならかなり拾われることが予想される。

となると、100円代自体が今だけということもあり、
即300円くらいまで踏み上げ、そこれから500を目指しながらレンジを形成するかもしれない。

 

筆者のスタンスは150代であれば積極的に仕込みたい。

幸い明日はそのチャンスがあるかもしれない。

150代で仕込んで多少下に行ったとしても、いずれ戻る。

それ以上に、一気に200超えをしてしまうほうが、残念感が残る。

うねりながら株価は上がったり、下がったりするものなので、乱高下に乗じて売り買いを入れてもいいし、中期用として握りしておくのもいいだろう。


 

終わりに
以前紹介した三社電機であるが、非常に株価が見にくい状況になっている。

三社電機

業績予想はいいが、それに需給が伴っていないのが現状。

買いも握力が弱くなっている状況で、どんどん押され、2000円超えを目指していたが、1100代まで直近で押された。

信用買残も減ってきたので、筆者としてそろそろ底だと思っている。
1100円代で仕込めれば御の字。

1Qでは少なくとも、前年同期比2倍は見込めると思う。

となれば、その前に株価は動くはず。
動き出せはチャートとして、今のあたりを底に、右肩上がりに上がっていくだろうし、そこにEV関連の特許の発表が重なれば、また面白い展開になるのではないか?っと感じている。

  • 不二サッシ<5940>が急動意。日本金属<5491>はきょう、産業技術総合研究所(東京都千代田区)、不二ライトメタル(熊本県長洲町)と共同で「ZA系新マグネシウム合金圧延材」を開発したと発表した。この材料は、これまで両立が困難だった軽量性と高熱伝導率を兼ね備えたもので、今後カーボンニュートラル達成に向けて必要不可欠な材料となることが期待されている。これを受けて日金属が一時ストップ高に買われる人気となるなか、不二ライトメタルを子会社に持つ不二サッシにも物色の矛先が向かっているようだ。
  • 不二サッシ<5940>が急伸。きょう付けの日刊工業新聞で「米軍のテロ対策向けに開発した特殊な窓サッシについて、新たな用途拡大に乗り出す」と報じられており、これが好材料視されている。
     記事によると、同サッシは台風に耐える既存の高強度な窓サッシよりも一段と強度を高めた製品で、一定の爆発物にも耐え、沖縄をはじめ国内の米軍基地に納入済みという。今後は異業種や大学などと連携し、爆発が懸念される水素ステーションの建物や特殊空間にある宇宙分野などに提案するとしている。
  • 不二サッシ<5940>が連日のストップ高カイ気配となっているほか、オリエンタルチエン工業<6380>、ウイルコホールディングス<7831>、日本パワーファスニング<5950>など東証2部に上場する低位株に投機資金が集中している。前日に、不二サッシ子会社の不二ライトメタルと産業技術総合研究所(NEDO)との共同研究による、医療機器向けマグネシウム合金部材の成形技術開発が発表され、これを材料に不二サッシはカイ気配のまま値幅制限上限で張りつく人気となった。東証2部は値動きの軽い低位株の宝庫で、不二サッシに追随して、個人投資家が200円前後の小型株を中心に短期値幅取り狙いの買いを入れている。
  • 不二サッシ<5940>はストップ高。子会社の不二ライトメタルが、産業技術総合研究所との共同研究により、医療機器向けにマグネシウム合金部材の成形技術を開発したと発表している。本技術を医療機器部材に適用することで、体内に埋め込んだ機器による炎症リスクなどを抑えた低侵襲性治療に大きく貢献できることになる。すでに、素材作製から加工までの一貫製造・供給を事業化するための研究設備を導入しており、量産化に向けた準備も進んでいる。
  •  不二サッシ<5940>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はきょう、同社子会社の不二ライトメタルが産業技術総合研究所との共同研究で、医療機器向けにマグネシウム合金部材の成形技術を開発したと発表。これが材料視されているようだ。
     マグネシウムは人体に必須な元素で、人の体内で安定的に分解・吸収される特性を持つため、この技術を用いて医療機器部材の適用されることで、体内に埋め込んだ機器による炎症リスクなどを抑えた低侵襲性治療と、患者の生活の質の向上に大きく貢献することが期待されている。なお、不二ライトメタルはこのほど、マグネシウム合金製医療機器部材の素材作製から加工までの一貫製造・供給を行うための研究設備を自社内に導入。今後、部材の量産化を目指すとしている。
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