NYダウ、大幅反発=暴落の反動で買い戻し!
日経平均、4営業日ぶり反発!
昨日までは
- ブラックマンデーの再来か?
- リーマンショックの再来か?
と心配されたが、NYダウの大幅反発560ドル超の上昇で、安堵感に満ち溢れた今日の相場。
寄りから、多くの銘柄が買われ、日経平均は午前に一時700円超も値上がりした。
このまま、高値で22000円回復をも思わせたが、
午後は上げ幅を急速に縮め、結局小幅な上昇:35円13銭(0・16%)高の2万1645円37銭で取引を終えた。
一般的に言う、寄り天というやつだが、気になるのはこの終わり方。
それまでは、ダウに反応し、大幅安を記録した東京株式市場。
今日は、ダウの大幅反発に連動できなかったことだけでなく、引けにかけて大量の売り。
正直、明日にシコリを残しての終わり方となった。
ダウとの連動は薄れたものの、今夜のダウの動きは気になる。
もし、マイナスで引けたら・・・それが大幅マイナスであったら・・・・。
売りが売りを呼ぶ展開になってもおかしくない。
今週は、いいか悪いか今週末にオプションSQを控えているため、株価の動きも安定しない。
そう考えると、明日の寄りは消極的な寄りが想像できる。
筆者としては、
寄りはマイナスから、プラ転のような形で終えると先につながるが、追証、強制売りをこなせず、ジワジワ下がっていくようだと、連鎖的な売り、セリクラまであるかもしれない。
今週の上げ下げでチャートやテクニカルは通用しなくなっている今、一旦、資金を引いて見物という流れも気になる。
参考記事:乱高下に負けない”うねり取り”
相場師朗:株は技術だ、一生モノ!を検証
すくなくとも、ダウは大きな動きはなく平穏に終わってもらうことを期待したい。
【追記】
ダウの動きが激しい。
1度だけでなく2度も。
こんなことが起こらないと信じて最悪なシナリオを書くと、
- トランプを好まないメディアが今回の暴落を、トランプのせいにする。
- それまで好業績だから一時的な調整と言っていた解説者の意見がゴモゴモし出す。
- 今回の暴落で、業績にも影響を与えるのではないか?っと言い出す。
- そこに追証や強制売却がかさなり、さらには恐怖指数でアルゴが動き出すと・・・。
トランプ批判に関して、日本の朝日や毎日、TBSなども同じで、安倍政権をターゲットにするかも。
韓国行ってる場合だったのか?
みたいに・・。
こんなことが起きたら大変だけど、最悪のシナリオね。
【気になった銘柄】
ニチダイ (6467)
このところ、大幅に挙げているのがこのニチダイ (6467)。
ウルフ村田氏が推奨し
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全世界の名だたる自動車メーカーにターボチャージャー部品を供給
排ガス削減、燃費改善から地球環境を配慮
ニチダイの製品が地球環境保全に寄与
ニチダイの市場を占める割合がここ数年右肩上がり
これは地球規模で取り組んで来た企業の成績としては至極当然
思惑も大きい。
この10日間で4倍と、大きな調整もなく上がってきているため手が出しにくいが、
この地合でも上がっているのは、逆に他の銘柄に手を出すよりこちらの方が、面白いという需給も重なっているということだろう。