アンジェスに待ちぼうけ:日本初遺伝子治療薬申請へ!バイオは握力が求められる

今回紹介するのはアンジェス。

アンジェスと言えば、やはりウルフ村田氏

アンジェスの初動

初動は6月
アンジェス 初動

250円そこそこから、一気に844円まで株価が上がったときは、
1500円、いやいや2000円も通過点という声も聞かれた。

しかし、株はそんなに甘くなかった。
そこから、ホルダーの苦悩が始まったのであった。

そもそも、アンジェスはなぜ、ここまで上げたのか?
アンジェスに期待されるのは、HGF遺伝子治療薬の承認。

将来的に

  • 遺伝子医薬のグローバルリーダーとして、世界で認知される遺伝子治療・核酸医薬のスペシャリストとなること
  • 治療法のない病気の新薬を実用化すること
  • 売上高で500億円以上を達成すること

の3つが期待されていた。

アンジェスにイライラ

しかし、当初、秋には承認を目指していたものが、スムーズにいかず、ホルダーはイライラ。

結果的に年末まで大きな動きはなく、株価も出来高はなくなり、忘れかけた11月の終わり、
開発プロジェクトの進捗状況に関するお知らせ というIRが出た。

1.HGF 遺伝子治療薬 : 重症虚血肢
重症虚血肢を対象とした HGF遺伝子治療薬※1※2の開発を進めてまいりましたが、大阪大学医学
部附属病院の主導により先進医療B制度※3の下で実施された医師主導型臨床研究※4において申
請が可能となる結果を得ることができたことから、準備ができ次第、厚生労働省に対し再生医療
等製品※5の製造販売承認申請を行うことといたしました。
本年8月に終了した医師主導型臨床研究の結果と既存臨床データ等を合わせて、再生医療等製
品として製造販売承認申請をすべく、承認審査を行う独立行政法人医薬品医療機器総合機構
(PMDA)との間で事前面談を行うなど今秋の申請に向けその準備を進めてまいりました。現在、
PMDA との事前面談において求められた事項に関する最終的な作業を行っており、その準備が整い
次第速やかに国内承認申請を行います。

なお、重症虚血肢を含む末梢性血管疾患を対象とした HGF 遺伝子治療薬の販売に関し、当社は
田辺三菱製薬株式会社と国内及び米国における独占的販売契約を締結しており、国内で承認(条
件及び期限付承認を含む)が得られた場合には同社が販売を担当
します。

これによりホルダーは、年内承認申請という当たらな目標ができた。
最終的な作業ということで1か月もあれば、大丈夫だろうという見方もでき、また、アンジェスは活気づいた。

ちなみに、このIR発表で、500円そこらから、688円までの値をつけることになった。

とはいえ、一部のホルダーは、上がったことで利確に走り、機関投資家の空売りでまた、定番の600前後に落ち着くことになった。

年末にウルフ氏が、
アンジェス50万株と年越しだ。
という発言で、またまたトーンダウン。

バイオ銘柄の注意点

アンジェスに限らず、バイオ銘柄は、売上などの業績を買うものではなく、夢を買うようなもの。
新薬への期待を今か今かと待つもの。

よって、そのスケジュールは予定通りに行くわけでもなく、また、それが実現するかもわからない。

もう少しバイオ銘柄を話せば、
バイオ銘柄には、赤字はつきもの。
赤字は当たり前、研究・開発・試験をしているという意味ではある意味で、借金あってのバイオ銘柄みたいものである。

ただ、厄介なのは資金を調達。
新株予約権の行使による株価の急落。

アンジェスもこの間にも新株予約権の行使は行われ、バイオ銘柄の多くは、IRを出し、株を上げた後に新株予約権の行使のIRを出すというもの1つの風潮とも言える。

アンジェスの今後

アンジェスの日本初遺伝子治療薬申請は、秒読み段階である思われる。
2017年の発表はないようで、2018年にずれ込むようだが、早い段階で申請されることだろう。

承認は先の話だが思惑というのは、申請によって承認されるとどれだけの売上か期待できるか?
それが大きく株価を上げることがすべて。

また、アメリカでも承認申請を行うようなので、これが通れば、10倍の市場規模ということで思惑はさらに広がります。

最後に

  

>>2018年:期待するテンバガー株は?